たまやんの感想文

ただの道産子が面白かったアニメ・漫画とかの感想を語るだけ

Skybound版トランスフォーマー 誰得?考察

※本編のネタバレあります。未読の方はご注意くださいm(__)m

 

(7話発売前に書いた記事です)

 


こんにちは、たまやんです。


本当は2話感想の記事で、この考察を語るつもりでしたが、予想以上に私の好奇心全開な内容と無駄に長い怪文書なため、別の記事で書くことにしました。

 


さて、今回はSkybound版トランスフォーマーの舞台はアメリカの何処で何月なのかの考察です。


結論から言いますが、6、7月のワシントン州の何処かの町が舞台ではないか?と考えに至りました。

 


以下、その考察に至った経緯です↓

 

 

1話終盤から2話冒頭まで時間がかなり開いていますよね?

2話冒頭の空の明るさと太陽の位置から大体お昼(午前11時〜)ぐらいと予想しています。

「what…beauty (なんて…美しいんだ)」というオプティマスプライム(以下プライム)の台詞のあるコマや他のコマをよく見ると、太陽の光が真上から射しているように描写しています。

 

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出典:Image Comics『Transformers』#2   著.Daniel Warren Johnson


そこで漠然とした考えが浮かんだのですが、作中の時間経過はどうなっているのか?

ついでに、そもそもスパイクたちはアメリカのどこに住んでいるのか?季節はいつ?と疑問に思いました。

 


ここで1話から2話冒頭までの時系列を整理したいと思います。箇条書きにしますと、


1話

①スパイクと父スパーキーの登場

②スパイクとカーリー、山の麓に到着

③スパイクたち、山頂に到着

④アークにいるTFを発見

オートボット、アークから逃走

オートボット一行、採掘所に到着

ジェットファイアーを看取る

スタースクリーム発電所襲撃


2話冒頭

オプティマス、ぶらり散歩


①〜⑧までは夜中(多分、午後10時〜)から夜明けまでの時間帯と思われます。

この夜明けの時間⑦⑧が何時ぐらいなのかを割り出すために、まずはスパイクたちの住む場所、もとい今作の舞台はアメリカのどこの州なのかを特定する必要があります。

 


作中(2話)で、スパイクは「We live in Farmingham,the valley below the mountain.(ぼくらは山の下の谷間のファーミングハムに住んでいるんだ。)」とオプティマに話しています。

しかしググってみたところ、Farminghamはアメリカの架空の場所のようです。その代わりマサチューセッツ州Framingham(フレイミングハム)と言う都市がヒットしました。


そうなると、Skybound版TFの舞台はマサチューセッツ州のとある町が舞台なのでしょうか?


私としては、マサチューセッツ州ではないと思います。

Googleマップで見る限り、全体的に平坦な地形が目立つ印象ですし、wikiによるとマサチューセッツ州の最高標高は1,000メートル弱ぐらいのようです。ちなみに山岳地帯のコロラド州の最高標高は4,401メートルだそうです。


スパイクたちが住んでいる場所の特徴としては、彼の町周辺が山に囲われていることです。つまりアメリカの山岳地帯だろうと予想できます。


そこで今作の舞台となる場所の有力候補として、アメリカの西海岸北西部に位置するワシントン州を挙げたいと思います。


何故、ワシントン州なのか?

その根拠はオートボットの宇宙船アークです。


Skybound版は初代TF(アニメ、マーベルコミック版)の設定を所々オマージュしています。アニメでは言及されていませんが、マーベルコミック版の方ではオートボットのアークは『セント・ヒラリー山』と言う場所にあります。

 

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出典:メディアボーイMOOK『トランスフォーマーラシックスvol.1 ENCOUNTER』 

著.ボブ・バディアンスキー他

 

このセント・ヒラリー山のモデルとなった山はワシントン州にある『セント・へレンズ山』という活火山だと言われています。wikiの写真で見ると、どことなく初代アニメのあの山と雰囲気が似ています(笑)。

Skybound版の1話を確認すると、それっぽい感じは…しなくもないです。

 

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出典:Image Comics『Transformers』#1   著.Daniel Warren Johnson


それともう一つの理由で、スパイクが行く大学の場所です。彼はカルフォルニア大学バークレー校に受かっています。何故、彼はその大学へ行こうとしたのでしょうか?

それは単純に兄のジミーもそこに行ったから。

だと思いますけど、カルフォルニア大学(カルフォルニア州)がFarminghamの実家(ワシントン州)から然程遠くはないから。という理由も考えられます。

少々、強引な考察ですけど…。

 


それらを踏まえて、今作の舞台がワシントン州と仮定するなら上記の時系列⑦⑧の夜明けの時間帯が分かるはずです。ですが、月によっては午前5時だったり、午前7時だったりとバラバラです。

Skybound版の作中において、何月何日という具体的な描写はありません。ない代わりに、スパイクたちの服装と2話最後のコマのカーリーとその父親のツーショット、ではない方の写真にヒントがあります。

特にカーリーの写真が分かり易いヒントです。親子ツーショットの左の写真は高校の卒業式の時に撮ったものと思われます。

 

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出典:Image Comics『Transformers』#2   著.Daniel Warren Johnson

 

アメリカの卒業式は州によっては5月下旬、6月上旬に行うそうです。調べてみたところ、ワシントン州6月上旬ぐらいのようです。

ちなみに学校の入学式(新学期)は8月、9月に始まるのが一般的です。ワシントン州では9月と思われます。

そうなると、今作は卒業シーズンが終わった6月中旬から8月末までの間と推測出来ます。これから更に絞り込みましょう。スパイクたちの服装に注目です。

 

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出典:Image Comics『Transformers』#1   著.Daniel Warren Johnson

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出典:Image Comics『Transformers』#2   著.Daniel Warren Johnson


スパイクの格好以外、ほとんどの人は夏らしい格好をしていますね。カーリーはちょっと暑いんだか、寒いんだか分かりません(笑)。

まぁ、まだ人によっては長袖長ズボンという人がいることから6月中旬から7月頭ぐらいと仮定しようと思います。

 


ワシントン州の6、7月は日の出の時間は大体一緒で、午前5時です。日の入りの時間は午後9時ぐらいです。

これらを時系列①〜⑨(下記参照)に当てはめて行こうと思います。

まず、⑦⑧は朝5時ぐらいだと分かりました。

⑨に関しては、南中時刻=(日の出+日の入り)÷2で適当に計算した結果、午後1時ぐらいと勝手に仮定します。多分、計算間違っています。

①の時間ですが、正直分かりません。恐らく日の入りからだいぶ過ぎていると推測し、午後11時ぐらいにします。

 


①スパイクと父スパーキーの登場 午後11時


↓ カーリーの車で移動1時間


②スパイクとカーリー山の麓に到着 翌日午前0時


↓ 徒歩2時間?


③スパイクたち、山頂に到着 午前2時


地震発生、アークに落下10分?


④アークにいるTFを発見 午前2時10分


↓ 1時間ぐらい


オートボット、アークから逃走 午前3時10分


↓ 車で移動1時間?


オートボット一行、採掘所に到着 午前4時10分


↓50分?


ジェットファイアーを看取る 午前5時前


↓ほぼ同時刻


スタースクリーム発電所襲撃 午前5時


↓ 8時間


オプティマス、ぶらり散歩 午後1時

 

 

今作は初代TFの設定を踏襲していても、色々と違うところもありますので、ワシントン州が舞台ではない可能性もあります。

また⑤〜⑥の間は、1時間も掛かっていないと思います。アークから採掘場までの距離は然程離れていないはずです。多分、車で30分も掛からないです…。

 


追記

7話発売前(4月7日)の時点で、このマニアックな考察を思いついて書いたのですが…。思ったよりも早く考察の答え合わせが…(苦笑)。もっと早めにブログを始めていれば、良かったデス…。

 

参考資料

  1. Image Comics『Transformers』#1、2
  2. メディアボーイMOOK『トランスフォーマーラシックスvol.1 ENCOUNTER』 
  3. Wikipedia『セント・へレンズ山』
  4. Wikipediaマサチューセッツ州
  5. Wikipediaワシントン州
  6. アメリカ合衆国 ワシントン州 シアトル日の出日の入り時間

Skybound版トランスフォーマー♯1感想・考察

 

※本編のネタバレあります。未読の方はご注意くださいm(__)m

 

 

こんにちは、たまやんです。


IDW社がトランスフォーマー(以下、TF)のライセンスを手放すと発表した時は、一時期どうなるのかと思いました。しかし、Image Comics社とSkybound EntertainmentがTF(とG.I.ジョー)のライセンスを獲得。


新たなアメコミTFは、一体どんなストーリー展開になるのか。不安と期待の気持ち半々で6話まで読みましたが、

 


初代TF(アニメ・マーベルコミック)の設定を踏襲しながらも、新しい世界観のアメコミTFが始まった、と思いました。


つまり、面白いの一言に尽きます(ニチャア)


……ですが、ゴア表現が多いっ!です。

 


正直、万人受けするような絵柄とストーリーではありません(苦笑)。


でも、私は好きです(`・ω・´)bグッ


登場人物はお馴染みのキャラクターが勢揃い!と言いたいところですが、絶妙に読者の期待を裏切ってきます。良い意味で。

 

さて、今回はアメコミのSkybound版TF♯1の感想・考察を本編ネタバレありで書いていこうと思います。

 


オプティマスプライムコンボイなどの名称に関しては、全て海外版の名称で統一しています。」

 

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出典:Image Comics『Transformers』#1   著.Daniel Warren Johnson

 

【あらすじ】

高校生のスパイクは、満月を見るために兄の望遠鏡を片手に、ガールフレンドのカーリーと見晴らしの良い場所を求めて山に登る。山頂に到り着いた2人だったが、突如として地震が起こり、山は二つに割れ、地割れに巻き込まれてしまう。深い割れ目に落ちた先で、彼らはオートボットの宇宙船アークとその中に横たわる巨大なロボット、TFたちを発見する。

 

 

【本編の感想・考察】
  • 「スパーキーとスパイク」

ストーリー冒頭は、地球人のスパーキー(スパークプラグ)とその息子のスパイクが登場します。息子の様子からスパーキーはよく行きつけの酒場に入り浸っているようです。

特に作中で明言されていませんが、恐らくもう1人の息子である宇宙飛行士のジミーを事故で亡くしてから、スパーキーは自暴自棄気味で、酒に逃避していると思われます。

この親子の関係はジミーの死をきっかけに、少しギクシャクしているように感じます。酔っ払いの父親を見るスパイクの表情は、嫌悪感ダダ漏れです。

 

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出典:Image Comics『Transformers』#1   著.Daniel Warren Johnson

 

  • 「ジミーの事故死の原因について」

あくまで私の考察ですが、このジミーの事故死はスペースシャトルの打ち上げに失敗して、帰らぬ人になったと思われます。スパーキーの回想っぽい一コマに、スペースシャトルが空中で爆発しているように見えます。

試しにアメリカ、宇宙船、事故でググってみたところ「チャレンジャー号爆発事故」がヒットしました。多分、ジミーの事故死はこの爆発事故と同じ要因、参考にしたのではないでしょうか。

wikiによると打ち上げから73秒後にシャトルが空中分解し、乗組員7人が亡くなっています。

私はジミーの死にはTFが絡んでいる気がします。根拠はないですが、お話的にはそっちの方が面白いと思います。

 

  • 「Skybound版TFの時代設定」

今作の時代設定は作中で明かされていません。ですが、1980年代後半ぐらいだと私は考えています。

その根拠の一つは、ジミーの事故死が「チャレンジャー号爆発事故」を参考にしているのなら、1986年となります。

更に時代設定の根拠として、スパイクの格好が何処となく『バック・トゥ・ザ・フューチャー(1985)』の主人公マーティに似ているからです(笑)。ジャケットの色とか、すごく似てません?

 

  • 「スパイクとカーリー」

スパイクは兄の形見である望遠鏡を持って、カーリーと満月を見に、見晴らしの良い場所を求めてハンガーズロックの山頂へ向かいます。そして将来のことを語り合う2人。

スパイクカルフォルニア大学バークレー校に受かったこと、兄のジミーと同じ宇宙飛行士になりたいことを父のスパーキーに話せずにいます。

一方でカーリーは美術系の専門学校を志望していますが、学費の工面で父親と苦労しているそうです。この時のカーリーの台詞から母親のことは一つも触れられていません(スパイクもですが)。彼女の家庭は、少々複雑な事情があるのでしょうか?

恐らくですが「別の惑星にいることにしよう」という会話もそうしですし、2人で満月を見に行くのも、一種の現実逃避なのかもしれません。

 

アニメでは火山の噴火でテレトラン1が起動し、アークに眠っていたTFたちを敵味方構わずリペアするのですが、Skybound版ではジェットファイアーがテレトラン1を修理し、TFたちを目覚めさせます。

ジェットファイアーはテレトラン1で友人のスタースクリームを最初に目覚めさせます。どうやらオートボットディセプティコンの戦争が始まる前にサイバトロン星から何世紀も離れていたせいで、現在の故郷の情勢を何も知らなかったようです。

そもそもジェットファイアーは、何故サイバトロン星を戦前から離れていたのでしょうか?宇宙探索に夢中になって、帰るのを忘れたとかですかね?

それと気になることが、もう一つ。スパーキーが通う酒場で、常連客のジェリーという男が「白と赤の戦闘機が宇宙から降りてくるのを見た!」と騒いでいました。明らかにジェットファイアーのことを言っています。

彼は地球に最近やってきたのか、それともずっと昔から、何千年も前からアークに眠る友人たちを目覚めさせるために宇宙中を奔走していたのか。分かりませんが、恐らく後者な気がします。

 結局のところ、ジェットファイアースタースクリーム十八番の裏切りに遭い、重症を負わされた訳ですが…。

 

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出典:Image Comics『Transformers』#1   著.Daniel Warren Johnson

 

  • 「司令官、復活」

ジェットファイアー判断ミスもありましたが、彼がテレトラン1を修復してくれたおかげで、オートボットオプティマスプライム(以下、オプティマ)と軍医のラチェットが復活し、スタースクリームを追い詰めます。

オプティマからプロレス技を2回受け、ラチェットから足蹴りを受けて、スタースクリームは踏んだり蹴ったりと散々です。

 

…ですが、今作のテレトラン1もだいぶポンコツのようです。スタースクリーム以外のディセプティコンたち(航空兵のスカイワープと情報参謀のサウンドウェーブが活動を再会させ、圧倒的な武力でアークを制圧します。

形勢不利となったオートボットオプティマは敵の増援を防ぐ為にテレトラン1をやむなく破壊。彼はラチェットと行動不能の仲間たち、TFたちの争いに巻き込まれてしまったスパイクカーリーと共に アークから離れざるを得ない状況になります。

その後、 スパイクの案内で、オートボットは放棄された採掘場に避難します。

今作のオートボットディセプティコンは、元民間用ロボットvs軍事用ロボットの対立なのでしょうか。それについては、2話の感想で触れてみたいと思います。

 

スタースクリームスカイワープは逃げるオートボットを追撃しますが、スカイワープがエネルギー切れを訴えたため途中で断念します。

スタースクリームたちはオートボットの宇宙船を手に入れましたが、 テレトラン1の修理や仲間たちのエネルギー源の確保など、問題が山積みです。

スタースクリーム以外のメンバーはエネルギー不足で動けません。「エネルギーを何処かから奪ってこい。」と2人からの無言の圧力と催促に、愚か者は耐えきれなかったのでしょう。不満を漏らしながら、スタースクリームスパーキーが勤める発電所を強襲するのでした。

 

 

 

↓ここからは1話で登場して、気になったキャラのキャラ語りです。自己満です。

 

ジェットファイアー

上記で殆ど語ってしまいましたが、今作のジェットファイアーも友人思いの良いやつでしたね。ただ、少し天然と言いますか、無知は恐ろしいと言いますか…。

親友だからって、スタースクリームを先に目覚めさせるのはダメでしょう(苦笑)。

あと1話だけの出番なのが、実に惜しいです!すぐにご退場というのは、勿体無いですね…。

 

スタースクリーム

スタースクリームの性格に至っては、ニューリーダー病は通常運転です(笑)。それから人望もあまり無さそう。

ただ、個人的な意見ですけど、歴代のスタースクリームの中でSkybound版は特に「傲慢で幼稚な愚か者」であることを強調して描いている気がします。

初めて見る人間を躊躇なく手で握り潰す辺り、スタースクリームは蟻を足でプチプチと潰す無邪気な子どもと同じです。

刺激を求めてディセプティコンに入った元科学者という設定が、今作でも活かされているのなら、Skybound版のスタースクリーム潜在的サイコパスなのかもしれません…。

戦争が始まる前までは、ジェットファイアーたちにはハンサム(笑)で話の面白い「良い人」として振る舞っていたのでしょう。

 

オプティマスプライム

オプティマオートボットの頼もしいリーダーですかね。初代アニメのように決断力に長け、肉弾戦にも強いようです。

マトリクスに選ばれただけあって、オプティマは仲間たちだけではなく、初対面のスパイクたちも見捨てません。ちゃんと主人公ムーブやってます。

ただ、自分の原動力と言えるマトリクスで瀕死のジェットファイアーを躊躇なく助けようとする辺り、自己犠牲を厭わないヒーローのようです。

 

【ラチェット】

そして私の推しの1人、ラチェット。今作の彼は初代アニメと同様に武闘派軍医のようです(笑)。スタースクリームに足蹴りする辺り、戦場慣れしていますね。

そして、重症のジェットファイアーの対応を見る限り、もう助かる見込みがないと判断したら、潔く諦める性格のようです。まさにプロの軍医さんでしょうね。

重症だろうが、(マトリクスで)誰でも助けようとするオプティマとは正反対です。

 

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出典:Image Comic『Transformers』#1  著.Daniel Warren Johnson

 

スカイワープ

初代アニメではアークで一番最初に目覚めるディセプティコンでした。Skybound版では3、4番目ぐらいで復活。1話のディセプティコンメンバーのカバーイラスト(上記参照)のスカイワープが、良い顔(仏頂面)をしていたので購入しました。

読む前は硬派なイメージがあったのですが、既読後はそうでもなかったです。好戦的で陽キャな不良といった感じでしょうか。正直、現実で絡まれたくないタイプです。

 

サウンドウェーブ

スタースクリームスカイワープに指示するぐらいです。ディセプティコンで一番頼りになる存在なのでしょう。自分の部下のラヴィッジを大切そうに抱えているところを見ると、部下思いの性格のようです。

大体のシリーズにおいても、サウンドウェーブメガトロンの忠臣、有能な片腕(そして陰険)と知られています。今作でも同じポジションだと思われます。

流石の出来る男も問題を幾つも抱えていたら、「あの人が居れば…」と頼りになるリーダーの名前を言いたくなりますよ。

 

サンダークラッカー

残念ながら、もう1人の私の推しであるサンダークラッカーは、復活しかけた直後にテレトラン1を破壊され、再びスクラップに…。まさか1話で推しの出番が終わるとは思わず、物凄いショックを受けました。読んだ後は暫く心が張り裂けるような気持ちでしたが……。

 

バンブルビーとメガトロン】

まさかの人気キャラたちの不在です。 もはやファンたちにとっては悲しみを通り越して、虚無なのではないでしょうか…?この先、彼らの出番はあるか否か。私はあって欲しいです。

 

【スパーキー(スパークプラグ)】

ところで彼は戦争を経験しているようですが、ベトナムの帰還兵なのでしょうか?一番最初のコマから『フルメタル・ジャケット(1987)』の「 逃げる奴はベトコンだ! 逃げない奴はよく訓練されたベトコンだ!」を思い出しました。

1話冒頭でオプティマ?の回想と交互にスパークプラグの回想(もしくは夢)が描かれています。なんだかコマ割りが意味深ですねぇ。

 

【スパイク】

彼の宇宙飛行士の夢は実現してほしいですね。もしかしたら、オプティマたちと一緒に宇宙(サイバトロン星)へ行くのではないかと予想しています。

それにしても、凄い頭が良いみたいですね。wikiで調べたら、カルフォルニア大学バークレー校はハーバード、ケンブリッジに次ぐ名門大学だそうです。それほど兄と同じ道を進みたいという執念を感じさせます。

 

【カーリー】

「大学の学費を父親と一緒に貯めてるの」と言っていましたが、母親は?と思いました。彼女は意外に闇が深い気がします。母親と死別したのでしょうか…。

 

 

Skybound版TFのクセのある絵については、個人的に巧い!と思いました。

素人の感想で恐縮ですが、読者にここぞと見せるコマで魅せるキャラを描き、人体のパースに全く狂いがないと感じます。作画担当の人の画力はかなり高いと思いました。戦闘シーンのコマはどれも格好良く、迫力もあります。暫くページを捲るのを止めて、満足するまで眺めてしまいます。

あと作画担当の人の趣味なのか、プロレス技を何度も決めるオプティマは爽快です。いずれかはキン肉バスターとか、パロスペシャルをやりかねない勢いがあります。

 

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出典:Image Comic『Transformers』#1    著.Daniel Warren Johnson

 

以上、Skybound版トランスフォーマー#1の感想でした。

 

【参考資料】

  1. Image Comics『Transformers』#1
  2. Transformers (2023) issue 1 - Transformers Wiki
  3. wikiチャレンジャー号爆発事故https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%25E3%2583%2581%25E3%2583%25A3%25E3%2583%25AC%25E3%2583%25B3%25E3%2582%25B8%25E3%2583%25A3%25E3%2583%25BC%25E5%258F%25B7%25E7%2588%2586%25E7%2599%25BA%25E4%25BA%258B%25E6%2595%2585

 

 

 

漫画『ダンジョン飯』全巻読んだ。という話

こんにちは、たまやんです。

 

さて、今回は漫画『ダンジョン飯』を全巻読んだので、感想を書こうと思います。


(※最終話までのネタバレがあります。ご了承下さいm(__)m)

 

 

まずは、こんな面白い漫画をアニメが始まるまで、何故ずっとノーマークだったのか(切実に)。

今はもっぱらアニメしか観ない派なのですが、このダンジョン飯のアニメで数年振りに面白いっ!原作を読んでみたいっ!という気持ちにさせられました。

 

ファンタジー、ダンジョン、竜殺しetc…と主人公が英雄となり、一国の主になってハッピーエンド。

まさに王道の中の王道ストーリーでした。

ライオス一行や彼らに関わった人たちがみんな不幸にならないエンディングも、また健康的で良いですね。ファリンが助かって、ホッとしました。なんだかダンジョン飯で荒んだ心が浄化されましたね。


少々都合が良すぎる展開?と思わなくもないですが、伝統的なRPG風な世界観であるダンジョン飯にバッドエンドは似合わないですよ。

勇者は仲間たちとラスボスを倒し、地球は平和になり、全員幸せに暮らしましたとさ。めでたし、めでたし。

RPGの結末は、これ一本で良いんです。(ニッコリ)

 

 

ダンジョン飯の設定って斬新ですね。

今まで「ドラクエや「ロマサガなどをやってきた私は、モンスターはただ経験値と小銭稼ぎとしか見ていなかったので。モンスターを料理する発想は衝撃と言いますか、なんと言いますか…。

ライオスの言う通り、スライムは食べれるような気はしますね(笑)。ゴーレムで野菜栽培をするアイディアは斬新だと思います。


その中で一番衝撃的だったモンスターはミミックです。

私もチルチャックと同様にミミック(「ドラクエ」の)に良い思い出はありません(笑)。普通の宝箱だと思って調べたら、まさかのミミック。戦闘開始直後、奴らに即死魔法をお見舞いされ、パーティは全滅。本当に何度アイツらに辛酸を舐めさせられたことか。

そんなダンジョン飯ミミックが、まさかの正体がヤドカリっぽい奴。それをライオスたちは塩茹でにして、蟹のように食べる。なんだか美味しそうなんですよね、これが…。

そんなミミックはダンジョンの食物連鎖の中でコイン虫より下という衝撃のオチ。

ミミック回は私の中で結構好きなエピソードでもあります。お陰でチルチャック…さんが好きになりました。作者さんの練りに練られたダンジョンの生態系の仕組みと斬新な発想力に脱帽します。


ヤドカリ回以外で、センシの過去回と迷宮のウサギ回のエピソードもお気に入りです。

特にウサギ回では、読んでて思わず声に出して笑ってしまいました。完全にダークエルフ化したマルシル(笑)。チルチャックたちの死体と一緒にチューチュートレインするのは反則だと思います。あと、サタデーナイトフィーバーのポーズをしたウサギも個人的に推せます。

 

ウサギ回は早くアニメで観てみたいものですが、だいぶ先になりそうですね。

アニメ第一クールではドラゴンからファリンを救出し、兄妹の感動の再会を果たすも、狂乱の魔術師の再登場で終わりました。第二クールでは、やはりセンシの過去回まででしょうね。

これからのアニメ『ダンジョン飯』が楽しみです。イヅツミの中の人は誰になるのか、気になるところです。

 

 

 



 

アニメ『初代TF』は面白い!

こんにちは、たまやんです。

私はかれこれ4年以上もトランスフォーマー(以下TF)に熱中しています。
特に初代TFアメコミマーベル版、IDWなど)です。

そもそも初代TFアメコミに熱中したきっかけは、ロボット繋がりではありますが、キン肉マンウォーズマン(の中の人)がきっかけでした。
そこからTFアニメ3作目のザ⭐︎ヘッドマスターズマイケル・ベイ監督の実写映画シリーズを経て、今に至ります(笑)。


さて今回は、アニメ『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』、もとい初代TFについて好き勝手に自分語りしていこうと思います。

(※話のネタバレあります。また、みなさんが初代TFの知識がある前提で記事を書いています。知らない方はwikiで調べてみてくださいm(__)m)


初代TFを初めて観た時は、なんだか衝撃(笑撃?)でしたね〜。
最初に観た話は36話「令嬢より愛をこめて」でした。パワーグライドがワガママ令嬢と何故かちゃっかり遊園地デートするシーンは、いつ観ても笑えます。

TFシリーズにハマり出した頃、たまたまタカラトミー公式がYouTubeで36〜63話を公開していました。初代TFってどんな感じなのかな〜となんとなく視聴したら、ハマっちゃいました。

ただ36話から見始めて、最初はコンボイメガトロンたちに漠然とした違和感を覚えました。
作画ミスや正義側とは思えない過激な発言よりも。

実のところTFの存在を初めて知ったのは、小学生の頃。学童で観たビーストウォーズ(以下BW)がきっかけでした。
あの声優無法地帯で知られるBWです(苦笑)。
なので私がBWから入ったせいもあって、
車、戦闘機→ロボットに変形するコンボイたちにしばらく慣れませんでした。
でも、なんだかんだ視聴し続ける内に、作画ミス等のお陰でその違和感は全て吹き飛びましたが…(苦笑)。


初代TFスルメイカだと個人的に思っています。噛めば噛むほど味がでる作品と言えます。あと中毒性が半端じゃないです。

話が急展開&超展開を迎えたり、毎回何かしら爆発したり、普通だったら1話か2話分使う内容を3分以内で終わらせたり等、枚挙にいとまがありません(苦笑)。

15話「アトランティス浮上!」は初代TFハッピーセットでしょうね。
初見の時は目まぐるしい場面展開でワケ・ワカメ状態。急にオカルト的な話かと思えば、サイバトロンは呑気にアメフトに興じ、一方でいつの間にかデストロンは海底人?たちと手を組んでワシントンD.C.を占拠していたり…。もう、色々とイベントが乱立し過ぎてカオスです(笑)。

まぁ、初代TFは頭空っぽにして楽しむ日常ギャグアニメだと思っています。深く考えません…(苦笑)。


初代TFの面白さは個性豊かなキャラクターのお陰もあると思います。

過激な発言や行動をする正義の味方?サイバトロン
外道な奴らだけど、どこか憎めないデストロン

その中で私のお気に入りは、ラチェットサンダークラッカーです。

ラチェットが好きな理由は、口は悪いけど頼りになる、サイバトロンの軍医キャラが良いですね。そして、医療班の割に前線へ赴いて敵に飛び蹴りをかましたり、銃撃戦に対応したりと妙に戦い慣れしています(笑)。彼の華麗なる飛び蹴りが観れるのは12話「ソーラーエネルギーを盗め!」。次回の13話「リジェの裏切り」に引き続き、活躍の場が多い。そして珍しく作画がすっごく綺麗。
ザ・ムービーでは序盤であっさりご退場してしまったのが実に勿体無いです…。
あとアニメとは別ですが、マーベル版アメコミラチェットは戦闘が苦手なキャラなのも、また魅力の一つだと思います。

サンダークラッカーを気に入っているのは、彼のキャラ設定がデストロンの中でちょっと特殊だからです。他のメンツに比べて温厚な性格で、メガトロンの宇宙支配に懐疑的なところとか。
アニメだと他のメンツより影が薄く、普通に悪役ムーブしていますが…。9話「地球消滅計画」でスカイワープフレンジーの喧嘩を仲裁したり、58話「インカの秘宝」では上司であるスタースクリームに責任を押し付けられたりと、なにかと仲間に振り回されている苦労人のようで…(苦笑)。
ちなみにIDW版アメコミサンダークラッカーは、マジでカッコいいですよね(同意を求む)。


以上、アニメ『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』を好き勝手に自分語りしてみました。


次の記事ではSkybound版アメコミの感想を♯1からボチボチと書いていこうと思います。

自己紹介&ブログを始めた経緯

こんにちは、始めまして。

たまやんと申します。

生まれも育ちも北海道。

アニメとか漫画とかゲームとかが好きな

ただの道産子です。

他にも映画(特に洋画)鑑賞、落書き、旅行と広く浅い趣味を持っています。

 


アニメ・漫画とかにハマった理由は、

ドラゴンボール好きな母親の影響もあったと思いますが、

ベタですけど、TV版ドラえもんの影響が一番大きかったと思います。

物心ついて間もない頃から大山さんのドラえもんが大好きで、毎週金曜の夜7時、父親からリモコンを奪ってでも観ていました(笑)。

どれも単純明快で短い話、ギャグあり、感動あり、意外に本格的なSFやオカルトetc…

いろんな要素、もといF先生の趣味をコレでもかーっ!と詰め込んだドラえもん

映画版ももちろん、水田さん版のも含めて新恐竜スタンドバイミー2以外全て視聴しました。小学生の頃にビデオで銀河超特急創世日記を何度観たことか…。映画版は謎の中毒性があって、大人になってもNetflixで繰り返し観てしまいます…(苦笑)。

 

ドラえもんで長くなりましたが、

それを機にクレヨンしんちゃんポケットモンスタードラゴンボールなどのアニメ・漫画、ゲームの世界に見事ハマってしまいました。


基本ジャンルは問わず、なんでもどんと来いです。…ただ、恋愛系はチョット苦手かな〜と言う感じです。


今のところ、マイブームはトランスフォーマーでしょうか。かれこれ4年以上もTVアニメ初代(g1)アメコミに熱中しています。

今年でトランスフォーマー40周年ということもあって、タカラトミー公式がYouTube初代ビーストウォーズを配信(期間限定で)しています。

トランスフォーマーファンとしては、とても嬉しいです。

 

 

さて、ブログを始めた経緯について。

何年も前からX(旧Twitter)に張り付いているのですが、最近は気軽にアニメとかの感想を呟けない空気(あくまで個人の感想)があったり、政治ガー‼︎などの暗い呟きが多かったりで…(苦笑)。


とまぁ、色々あって趣味ブログを始めようと思った次第であります。ちなみにブログ初心者です。


プロフィールにも書いてありますが、

当ブログでは主に観て面白かったアニメ・漫画などの感想を気が向いた時に書く。

超マイペース更新でやっていくつもりです。

 


新参者ですが、どうぞ宜しくお願いします。