こんにちは、たまやんです。
さて、今回は漫画『ダンジョン飯』を全巻読んだので、感想を書こうと思います。
(※最終話までのネタバレがあります。ご了承下さいm(__)m)
まずは、こんな面白い漫画をアニメが始まるまで、何故ずっとノーマークだったのか(切実に)。
今はもっぱらアニメしか観ない派なのですが、このダンジョン飯のアニメで数年振りに面白いっ!原作を読んでみたいっ!という気持ちにさせられました。
ファンタジー、ダンジョン、竜殺しetc…と主人公が英雄となり、一国の主になってハッピーエンド。
まさに王道の中の王道ストーリーでした。
ライオス一行や彼らに関わった人たちがみんな不幸にならないエンディングも、また健康的で良いですね。ファリンが助かって、ホッとしました。なんだかダンジョン飯で荒んだ心が浄化されましたね。
少々都合が良すぎる展開?と思わなくもないですが、伝統的なRPG風な世界観であるダンジョン飯にバッドエンドは似合わないですよ。
勇者は仲間たちとラスボスを倒し、地球は平和になり、全員幸せに暮らしましたとさ。めでたし、めでたし。
RPGの結末は、これ一本で良いんです。(ニッコリ)
ダンジョン飯の設定って斬新ですね。
今まで「ドラクエ」や「ロマサガ」などをやってきた私は、モンスターはただ経験値と小銭稼ぎとしか見ていなかったので。モンスターを料理する発想は衝撃と言いますか、なんと言いますか…。
ライオスの言う通り、スライムは食べれるような気はしますね(笑)。ゴーレムで野菜栽培をするアイディアは斬新だと思います。
その中で一番衝撃的だったモンスターはミミックです。
私もチルチャックと同様にミミック(「ドラクエ」の)に良い思い出はありません(笑)。普通の宝箱だと思って調べたら、まさかのミミック。戦闘開始直後、奴らに即死魔法をお見舞いされ、パーティは全滅。本当に何度アイツらに辛酸を舐めさせられたことか。
そんなダンジョン飯のミミックが、まさかの正体がヤドカリっぽい奴。それをライオスたちは塩茹でにして、蟹のように食べる。なんだか美味しそうなんですよね、これが…。
そんなミミックはダンジョンの食物連鎖の中でコイン虫より下という衝撃のオチ。
ミミック回は私の中で結構好きなエピソードでもあります。お陰でチルチャック…さんが好きになりました。作者さんの練りに練られたダンジョンの生態系の仕組みと斬新な発想力に脱帽します。
ヤドカリ回以外で、センシの過去回と迷宮のウサギ回のエピソードもお気に入りです。
特にウサギ回では、読んでて思わず声に出して笑ってしまいました。完全にダークエルフ化したマルシル(笑)。チルチャックたちの死体と一緒にチューチュートレインするのは反則だと思います。あと、サタデーナイトフィーバーのポーズをしたウサギも個人的に推せます。
ウサギ回は早くアニメで観てみたいものですが、だいぶ先になりそうですね。
アニメ第一クールではドラゴンからファリンを救出し、兄妹の感動の再会を果たすも、狂乱の魔術師の再登場で終わりました。第二クールでは、やはりセンシの過去回まででしょうね。
これからのアニメ『ダンジョン飯』が楽しみです。イヅツミの中の人は誰になるのか、気になるところです。